ティエリー・ピュズラ
〜トゥレーヌ・ピノー・ドニス・ラ・テスニエール〜
Touraine Pineau d'Aunis la Tesniere
DRCのオーナー、プリュレ・ロックの晩酌がティエリー・ピュズラのワインと聞けば、その実力のほどが伺えます。


ティエリー・ピュズラのワインは、極上の癒し系自然派ワインです。
リーズナブルな価格なのに驚くほど品質が高いため、巷では“下町のロマネ・コンティ”と言われるほどです。

ボルドー、マコン、南仏とワイン畑を渡歩いたティエリーは、1994年、父の畑を兄と共に継ぎ「クロ・デュ・テュエ・ブフ」を設立しました。 その後1999年にネゴシアン「ティエリー・ピュズラ」を起ち上げ、現在はビオワインの寵児として注目を浴びています。

ロマネ・コンティのオーナー、アンリ・フレデリック・ロックもプライベートでティエリーのもとを訪れ、自身のロマネ・コンティのワインとティエリーのワインとの交換を希望したそうです。
彼のこだわりはまず栽培者からのぶどうの購入にあります。
1. ぶどうの品質
ビオロジー、またはビオディナミを実践している畑で、深く根を伸ばし、ミネラル分を多く吸収している樹齢の古樹のぶどうであること。
2. 収   量
1haあたり40hlを超えないこと。
3. 人 間 性
その栽培者は冗談を言い合えるような関係で、楽しく信頼できる人柄であること。
ティエリー・ピュズラのワインは醸造に、SO2を使用しません。
ワインの香味や旨味を奪い、バクテリアや微生物、天然酵母をも殺してしまう為です。

葡萄が本来もつ自然な味わいを残す為、瓶詰め時にも極めてわずかしか添加されません。

醸造工程は、どの品種もほぼ同じ方法がとられ、天然酵母で発酵、ステンレスタンクで軽くマロラティックを行います。葡萄の味わいを出来るだけ自然にまかせ、ぶどうのポテンシャルを尊重しテロワールを反映するような醸造を行なっています。

さらにフィリップ・パカレも絶賛するティエリーの瓶詰めの技術には定評があり、瓶詰のタイミングにも細心の注意が払われます。

早すぎる瓶詰めは還元香をともない、遅すぎると酸化したニュアンスが表れてしまいます。
ティエリーは、少し酸化が過ぎたタイミングで瓶詰めを行います。

月の運行も重要なポイントで、ティエリー・ピュズラのワインはノンフィルターのため、澱が樽内で浮遊しにくい新月が理想のタイミングなのだそうです。
トゥレーヌ・ピノー・ドニス・ラ・テスニエール
トゥレーヌ・ピノー・ドニス・ラ・テスニエール
2005年
【Touraine Pineau d'Aunis la Tesniere 2005】
希望小売価格 3,225円
特別販売価格 2,580円(税込 2,709円) 送料別
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年代 造り手
2005年 ティエリー・ピュズラ
生産国 地域
フランス ロワール地方
タイプ 内容量
赤・フルボディ 750ml
葡萄品種
ピノー・ドニス100%
樹齢
35年

ソムリエ レポート
ワインを開けたときの環境
保存温度・湿度 セラー14度保管
抜栓状況 抜栓後 15分後グラスへ
室 温
25度 (空調23度設定) 温度変化についてはこちらを参照
トゥレーヌ・ピノー・ドニス・ラ・テスニエール
深く何かを考えている・・・
そんな感じの固さが香りから感じられます。


濃いベリー系の中に、ぶどうのしっかりした幹を思わせる力強さ。
今のところ、中々打ち解けてくれそうな気配がありません。

芳香、香りがとても香水的に感じます。


さらに15分ほどすると、ようやく香りにのびが出てきました。
でも香り自体の骨格は崩れません。

口に含むと、香りそのもの!
固さとしっかりした味の軸はあるものの、味は縦にしっかりと伸び、スムースな滑らかさ、味の懐の深さはこのワインのポテンシャルの高さがうかがえます。

今の状態だと、レストランで1万円位、ホテルだと2万円前後で
十分に納得できる味です。

そして30分後
歯車がカチッと噛合った感じです。
少しギスギスしていた感じがほとんどなくなりました。

香りも先ほどとは打って変わって、すごく力強く男性的で、まるで西洋の鎧・兜の騎士のようです。
強く、濃く、決して妥協しない誇り高さと落ち着きを、この香りの中から感じます。


料理は、オーソドックスなしっかりした料理があうでしょう。
特に肉料理、鴨、牛、羊などは面白そうです。

定番ですが、牛フィレのソテー ソースマデラ
マデラソースは、クラッシクスタイルではなく、ア・ラ・ミニットです。



ようやく岩戸を開けてくれたようです。

素晴らしいワイン!

まろやかさといい、味のバランスといい、まさに成熟した大人のワインです。トゥレーヌ・ピノー・ドニス・ラ・テスニエール





ピノー・ドニスは別名シュナンノワールで、ロワールの土着品種。
ブレンド品種として使われる事が多いのですが、ビュズラのような秀逸な造り手の手にかかると、上品なピノノワールを思わせるポテンシャルがあります。
〜バンビーノ ソムリエレポート/